民衆を導く自由 / Liberty Leading the People
フランス革命を記念して描かれた近代絵画
概要
作者 | ウィジェーヌ・ドラクロワ |
制作年 | 1830年 |
サイズ | 260 cm × 325 cm |
メディウム | キャンバスに油彩 |
所蔵者 | ルーブル美術館 |
《民衆を導く自由》はフランス国王シャルル10世を打倒した1830年7月革命を記念してウジェーヌ・ドラクロワが制作した作品。日本では《民衆を導く自由の女神》と訳されているが原題は『La Liberté guidant le peuple』である。ここでは《民衆を導く自由》と表記する。
「自由」の概念を体現したフリジア帽をかぶった民衆の女性が、フランス革命の旗を掲げて、バリケードと倒れた人々の遺体を越えて、変化に富んだ人々の集団を前方に導いている。フランスの国旗となった三色旗を片手に、もう片方の手に銃剣付きのマスケット銃を手にしている。
自由の人物は、フランスとマリアンヌとして知られるフランス共和国の象徴としても見られている。
■参考文献
・https://en.wikipedia.org/wiki/Liberty_Leading_the_People、2020年5月21日アクセス