アート・バーゼル / Art Basel
世界最大のアートフェア
概要
「アート・バーゼル」は、バーゼル、マイアミ・ビーチ、香港で毎年開催される世界最大の近代美術と現代美術のアートフェアである。1970年に、トルディ・ブルックネー、バルツ・ヒルト、エルンスト・バイエラーといったバーゼルのギャラリストたちによって設立。
アート・バーゼルはアーティストの成長を支える原動力となり、また視覚美術(visual arts)の発展とプロモーションを続けている。また世界的に有名なアーティストの刺激的な作品を展示することに加えて、アート・バーゼルは常に視覚美術の先駆者たちを代表する新人アーティストのためのプラットフォームとなっている。
1970年に始まって3年後には、281の出展者と30000人を超える来場者にまで発展。1970年代にほかの新興アートフェア、特にケルンやデュッセルドルフなどは提携したが、アート・バーゼルは”インディペンディント”のまま続けた。
2002年にアート・バーゼルは公式ディレクターであるサミュエル・キラーのリーダーシップのもとマイアミ・ビーチでも開始。また2013年の5月より香港でもアート・バーゼルが始まった。
なおアート・バーゼルの親会社であるMCH Swiss Exhibition (Basel) 社は、2011年7月に、「アート香港」の運営会社であるアジアン・アート・フェア株式会社の60%の株を取得し、2014年に残りの40%の株を取得とアート香港の運営を始めた。