モナ・リザ / Mona Lisa
世界で最も有名で価値のあるレオナルドの絵画
概要
作者 | レオナルド・ダ・ヴィンチ |
制作年 | 1503-1506年頃 |
メディア | 油彩、ポプラパネル |
サイズ | 77 cm × 53 cm |
ムーブメント | 盛期ルネサンス |
所蔵者 | ルーブル美術館 |
《モナ・リザ》、または別名《ラ・ジャコンダ》はレオナルド・ダ・ヴィンチによって制作された上半身が描かれた半身肖像画。盛期イタリア・ルネサンスの傑作の1つと評価されている。「世界で最も有名で、多くの人に鑑賞され、書かれ、歌にされ、パロディ化された」芸術作品と言われている。77 cm × 53 cm。パリのルーブル美術館が所蔵している。
また、《モナ・リザ》は世界で最も高額の絵画である。1962年1億ドルという史上最高の保険金がかけられている。これを現在の価格(2020年)に換算すると約6億5000万ドル相当の保険価格に相当する。
絵画のモデルは多くの批評家たちによりフランチェスコ・デル・ジョコンドの妻であるリザ・ゲラルディーニの肖像とみなされており、白いロンバルディアのポプラのパネルに油彩で描かれている。
おもな制作時期は1503年から1506年と推定されているが、1517年まで遅くまで制作し続けてた可能性がある。また、最近の研究では1513年以前はまだ制作していないという研究報告もされている。
フランス王フランシス1世が購入してから、その後、フランス共和国の所有物となり、1797年から現在までパリのルーブル美術館に常設展示されている。
しばしば「謎めいた」と言及されるスマフート技法を用いて描かれた口もとの微笑表現、堂々とした構図、形態における緻密な造形、だまし絵めいた雰囲気など、さまざまな点において斬新であったこの作品は、現在に至るまで人々を魅了し続け、研究の対象となってきた。
重要ポイント
- 盛期イタリア・ルネサンスの傑作の1つ
- 世界で最も高額な絵画の1つ(約6億5000万ドル相当)
- 世界で最も有名な美術作品