シモーヌ・リー / Simone Leigh
黒人女性の疎外感や主観性を表現
概要
生年月日 | 1967年生まれ |
国籍 | アメリカ |
職業 | 現代美術家 |
公式サイト | simoneleigh.com |
シモーヌ・リー(1967年生まれ)は、アメリカの現代美術家、彫刻、インスタレーション、ビデオ、パフォーマンス、ソーシャルプラクティスなど、さまざまなメディアで作品を制作している。
リーは自身の作品を「オートエスノグラフィック」と呼び、アフリカ美術やヴァナキュラー・オブジェ(土着芸術)、パフォーマンス、フェミニズムなどに関心を寄せている。
作品は、有色人種の女性が疎外経験を社会の中心的存在として捉え直しているという。
また、リーは自分の作品について「黒人女性の主観性」に焦点を当てており、歴史の様々な行き詰まりにおける複雑な相互作用に興味を持っていると語っている。
2022年のベネツィア・ビエンナーレで、黒人女性で初めて最優秀賞を受賞した。