■1953年
東京都世田谷区に生まれる。
■1962年
東映児童研究所第4期生となる。
■1974年
女子美術大学(洋画専攻)卒業(在学中より人形製作開始)。
■1977年
劇団民藝による「炎の人」に人形協力(人形が小道具として巡回)。
■1981年
12月、銀座小松アネックス「更染沙ギャラリー」にて個展。
■1982年
11月、吉祥寺PARCO「パルコギャラリー」にて個展。
■1983年
12月、渋谷PARCO「PARCOVIEW」にて個展。
■1984年
「第二回創作人形協会展」に出品。グランプリ受賞。
個展(画廊「荘」)
■1985年
「第十六回齣展」に出品(東京都美術館)。
「第一回人形達展」に出品(プランタン銀座)審査員特別賞受賞。
個展(ドイツ文化会館・OAGハウス 東京渋谷)
国立に創作人形教室設立。
■1986年
「東京ファッション・ウィーク 人形アーティスト56人展」に出品(池袋サンシャインシティ)
「第十七回齣展」に出品(東京都美術館)
個展(画廊「荘」、国立市)
「第二回人形達展」に出品(プランタン銀座)テクニック賞受賞
「第十二回現代童画展」に初出品(東京都美術館) 奨励賞受賞 /会友推挙により88年、89年と出品。
■1987年
「第十八回齣展に出品(会員となる/東京都美術館)
■1988年
ドールスペースピグマリオンのスタッフとなる。
日活ロッポニカ「悪徳の栄え」にて吉田良一氏と人形協力。
「アリスの国のアリス展」に協力出品(池袋西武)
個展(画廊「荘」、国立市)
「第十三回現代童画展」に出品
■1989年
「第二十回齣展」に出品(東京都美術館)
「ピグマリオン展」に出品(プランタン銀座)
10月、第一人形作品集『KATAN DOLL』(トレヴィル)出版。
12月、六本木ストライプ美術館にて個展。
「第一四回現代童画展」に出品
■1990年
「第二十一回齣展」に出品(東京都美術館)
「不思議の国のアリス展」に出品(所沢西武)
8月、第二人形作品集『KATAN DOLL fantasm』(トレヴィル)出版。
東宝系映画『咬みつきたい/ドラキュラより愛を』タイトルバック用人形制作。
「アガサ・クリスティーのミステリー王国展」へ出品。(名古屋PARCO・パルコギャラリー)(船橋西武10Fアートフォーラム)(大阪八尾西武ホール)
11月1日、午前11時10分 永眠。
11月、「第十五回現代童画展」に遺作出品。
12月、国立画廊「壮」にて遺作展示会。
■1992年
天野可淡追悼人形作品集『KATAN DOLL RETROSPECTIVE』出版(トレヴィル)
■2002年
「天野可淡展」(人形博物館・マリアクローチェ 東京御徒町)
■2004年
「球体関節人形展」へ親族および関係者の協力を得て17点出品(東京都現代美術館)
■2007年
「天野可淡展」(人形博物館・マリアの心臓 東京渋谷)
作品集『KATAN DOLL』、『KATAN DOLL fantasm』、『KATAN DOLL RETROSPECTIVE』再出版(トレヴィル)
■2015年
「天野可淡展」(人形博物館・マリアの心臓 京都大原)
■2016年
マリアの心臓企画展「聖キアーラの予兆 」(東京・銀座)
■参考文献
・「天野可淡 復活譚」片岡佐吉著 KADOKAWA